Painter's Work塗装

私たちは
こう考えて
います。

長い歴史を持つ塗装のプロフェッショナルとして、10年先、20年先に見返しても恥ずかしくない、自分たちの胸に誇れる仕事をしたいと考えています。正直に言えば塗装の品質は、見た目だけでは分かりづらいです。細部まで丁寧な仕事が施されているかは、素人の方では判断が難しいと思います。だからこそ最も大事なのは、関わる人間の仕事にかける想いや姿勢です。一般住宅、大規模マンション、高速道路、橋梁、鉄塔にいたるまで、社会のさまざまな場面で培ってきた塗装技術を一つひとつの現場に活かしています。

主な施工内容の例

  • 戸建塗装
  • 大規模マンション塗装
  • 鋼橋塗装
  • 装飾塗装

扉一枚から大規模マンションの外壁・内壁塗装、橋梁や高速道路の塗装など、
大小問わずあらゆる塗装工事に対応します。

装飾塗装
(デコラティブペイント)

decoro(デコーロ)事業のご紹介

装飾塗装と言われる意匠性の高い仕上げ材をイタリアのSETEF(セテフ社)と業務提携して材料を輸入し、設計事務所・商業 デザイン会社・建設会社・エンドユーザー様まで幅広くご提案しています。近年では各国の特殊な塗料・建材から汎用性のある日本の左官材料まで幅広く施工しています。

装飾塗装は年々増えており、店舗だけでなく住宅にも幅広く使われる時代となりました。お客さまの傾向としても、現在では、単なる「デザイン性の高い商品」という感覚を経て「理想のライフスタイルを自由に表現できる【場】」へと変化しています。ファッションや食事と同じように、住空間においても住まう人がインスパイアされる表情を壁に求める時代になっているのです。

家具の嗜好、インテリアのセンス、ファブリックの好みなど、あくまでもオーナーが中心にいてこそ本当の居住空間です。10 年、20 年、30 年後のライフスタイルの変化・趣味・嗜好の変化にも充分耐えうることが、大切な考えだと思っています。

装飾塗装の種類

スターリースカイ

スターリースカイ

新しい骨材(ガラスビーズ)によって生まれた新しい表情で、間接照明により色彩変化も楽しめる仕上げ材です。

ピエール・デコ

ピエール・デコ

天然石とのままの表情と質感を持つ新開発の内外装仕上げ材です。ヨーロッパの古い建造物の補修用に用いられる材料ライムストーンさながらの気品があります。

ピエール・デコ

テクスチャー・サンド

米国最大手の塗料メーカー『ベンジャミン・ムーア』が開発した塗料に骨材を入れた商品で、コテを使わず、刷毛・ローラーで塗装をし、コテ塗りさながらの骨材の動きによって豊かな表情を作りだします。

ベネチアート

ベネチアート

総称アンティコスタッコと呼ばれる大理石パウダーに樹脂を混ぜ合わしたイタリア漆喰です。職人の技とセンスを必要とする商品で、透明感のある魅力的な壁に演出いたします。

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乃一の仕事現場から現場監督:
Hの熟練のまなざし

名古屋の街のあちこちに、
自分の仕事が
広がっています。

この仕事を続けて30年になります。
お陰様で、今までにたくさんの現場を手がけてきました。
たとえば私の後ろに写っているのは名古屋高速ですが、
この、高架下部分の塗装も、
現場監督としてたくさんの区間を担当させてもらいました。
車で名古屋の街を走ると自分の仕事に遭遇することも多く、
今までの仕事人生を振り返りさまざまな想いが胸に蘇ります。


一番は、やはり現場で苦労した経験の数々です。
インフラ関連の仕事では、
官公庁の担当機関から工事計画や設計図を頂いて工事を進めるわけですが、
ほぼすべてのケースで、最初の計画通りには進みません。
「さあ工事をはじめよう」と、
頂いた設計図を見ながら現場に立つと、
細部のあちこちで図面との食い違いが見つかるのです。


現場は生き物です。
どれほど綿密に立てられた工事計画であっても、
実際の現場がその通りに進むことは、まずありません。
これは避けようがない事実です。
そして、このときに活きるのが現場の人間の力です。


設計図と食い違う現場の状況を細部にわたって調査し、
書類にまとめ、担当機関と対応策の相談を重ねます。
ここで大事なのは、誰が見てもわかるような形で書類にまとめることです。
たとえばド素人の事務の方が見ても、理解できるような言葉を使うことです。


なぜなら、塗装の専門家は私たちだけだからです。
つまり、その現場の本当の状況が分かっているのは私だけなのです。
現場の事実をいかに、仕事に関る多くの人に理解してもらうのか…
それこそが、私の仕事です。
プロとして、正確な状況を誰にでもわかるような言葉で説明し、
全員の理解を深め、工事を円滑にすすめていく。
そのことに、最も力を注いできました。


そうした姿勢を認めて頂いたのか、
工事品質や対応力などの総合的判断で私の仕事が評価を受け、
官公庁から個人表彰を頂いたこともあります。
これは私にとって、大きな誇りになりました。
社会のインフラを担う…というような大それた使命感はありませんが、
10年、20年という単位で社会に残っていくものを
作っているのだという自負もあります。


私も、そろそろ現役を退く年齢が近づいてきました。
今までの仕事人生を振り返って出てくるのは、
「楽しかった」のひと言だけです。
今、一番やりたいことは、
私の経験を若い社員に受け継いでいくことです。
そうすることでこの街に、
自分たちの仕事がどんどん広がっていくことが、
私の一番の夢なのです。

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