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ビルの外壁に近づいて見てみると、
壁をいくつかに分割した大きさに
縦と横のラインがあるのがわかります。
このラインを一般的に目地と呼び、
この目地に詰めてある防水性の詰め物がシーリング材です。
目地以外には窓のサッシュ枠のまわりやドアの枠まわり、
あるいはガラスの縁まわりなどにも詰めてあります。
これらの総称としてシーリング材といいます。
シーリング材は建築物の構造上、
どうしても発生する隙間を埋める為に必要なものです。
部材が温度や湿度の変化によって伸び縮みしたり、
あるいは地震や風圧によってたわんだり、
位置がずれたりする動きに追随し、
機密性や防水性を確保しなければなりません。
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では、シーリング材にはどんな種類があるのでしょう?
おもなものとして…
◎シリコーン系
◎ポリウレタン系
◎変成シリコーン系
◎ポリサルファイド系
以上の4種類があります。
使用部位
・シリコーン系 …ガラスまわり、キッチンまわり
・ポリウレタン系 …非露出部(塗装が被る部位)
・変成シリコーン系 …露出部(大気に直にさらされる部位)
・ポリサルファイド系 …タイル目地、石目地