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大規模修繕工事

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大規模修繕工事の進め方

修繕工事には様々な工程があります

マンションの大規模修繕工事には様々な工程があります。その中には居住者の方々にご協力して頂かなければならない事もあります。ここでは各工事の流れをご紹介させて頂きます。
※1棟30世帯規模の場合。工事日数は目安です。

1.足場仮設工事(1週間)
大規模修繕工事において最初に行われる工事が足場仮設工事です。

2.下地補修工事(2週間)
外壁の劣化部の補修をします。工事の前に劣化の種類(ひび割れ、浮き、爆裂)ごとに調査、マーキングをし、状態に適した工法で下地補修します。建物の寿命を延ばすと共に、工事の仕上がりにも大きく影響する工事です。

3.シーリング工事(2週間)
外壁の接合部の目地や窓周りに詰めてあるシーリング材を打ち替えます。水密性、機密性を確保し漏水を防ぎます。

4.高圧洗浄(2日)
外壁を高圧水で洗浄する工事です。長年の汚れを落とし塗装材や防水材の密着性を高めます。

5.外壁塗装工事(2週間)
塗装は外壁保護と美観復元の役割があります。工事中はビニールで窓を養生する為、バルコニーの出入りが制限されます。

6.鉄部塗装工事(1週間)
扉や外灯等の鉄部の塗装工事をします。外壁塗装と違い、ケレン(錆落とし)をしてから下塗りに錆び止めをします。工事期間は他工事と平行して行います。

7.防水工事(2週間)
屋上や階段、バルコニー等が施工部位になり、各部位毎に工法も変わります。降雨水等の侵入防止、給排水等の漏水防止を目的とし、生活環境を守るという面で非常に重要な工事です。

8.足場解体工事(1週間)
最終検査後、足場を解体します。解体後、竣工検査をお客様と共にさせていただき、後日、竣工書類を提出しご納得いただいた上でお引渡しとなります。

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